拝啓 野田知佑 様
あなたの本に19歳の時に出会わなければ、多分僕の人生は違う方向に行っていたと思います。
23歳の時、吉野川のほとりで初めてあなたと言葉を交わしました。
愛読書は?と人に聞かれるたびに「野田知佑さんの北極海へです」と答えていました。
店を始めてからも、悩みを持った青年が来るたびにあなたの「北極海へ」をプレゼントして、「旅に出ると良いよ」などと分かったようなことを言っていたように思います。
どこかの川でまた会えると思っていました・・・最後に選んでくれたのが、僕の故郷の川で本当に嬉しかったです。
そちらにはガクくんもいるのでしょう?また一緒にカヌーに乗って色々なところへ漕ぎ出していることと思います。最高ですね!
最後になりましたが、あなたに教えてもらったことは決して忘れません・・・安らかに、安らかにお眠りください。
珈琲屋店主 豊富正史
この本の書き出しを抜粋します。
男は一人でいることが多かった。
男には好きなものが三つあった。
ウイスキーと、本と、吹き渡る風ーだった。
かっこよかったですよ・・・PEACE!
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