昨日ブラジルを紹介したので、今日はコロンビアです。
開業に向けて、ああじゃないこうじゃないとコーヒーを勉強していた２０年前のある日・・・そのとき、まだ兵庫駅の山手の商店街にあった師匠の店で飲ませていただいたコーヒー。
少しのサンプルしかなくて、たまたま居合わせた僕にもカップが回って来ました。
「なんて甘くて、マイルドなんだ・・・」こんなコーヒー飲んだことないです。と驚く僕に、師匠は笑顔で「とよとみさん、これが本当のコロンビアマイルドの味ですよ」と諭すように言っくれたのを鮮明に覚えています。
うまくいけばオープンには間に合いますよと笑ってくれたけれど・・・こんなにうまく焙煎できるだろうか？そのことばかりを気にしていました。
あの日以来あの時の味を再現したくて、いつもテスト焙煎はコロンビア・・・とよとみ珈琲といえば「マイルドなコーヒー」、その中心にあるのが甘いコロンビアマイルド。
話が長くなりましたが、いつも使っている銘柄は「コロンビア・アンディスコンドル」最北部の世界で最も標高の高い沿岸地域で、先住民が先祖から受け継いだ自然な方法でコーヒーを栽培させているそうです（いつか行って見たいと思っています）。このコーヒーがちょうど今ぐらいになくなってしまい（年に一度の収穫のため）、いつも代わりのコロンビアマイルドとして入ってくるのが・・・
ラ・プリマヴェーラ、スペイン語で「春」を意味する名前を持つこのコーヒー。その名の通り僕の店に春の訪れを感じさせてくれます。
コロンビア南部のウィラ・ラアルゼンティーナ村の小農家さんで生産されるマイクロロット、このコーヒーもアンディスコンドルに負けず劣らずのマイルドコーヒー。
なかなか産地に行けないので、立体地図やグーグルアースで想像を膨らませています・・・
あの時の感動をみなさまにも伝えたい！伝えることはできるのか？このコーヒーでいいのだろうか？そんなこんなの１９年間・・・まだまだ僕のコーヒーは美味しくなりますが、とりあえず今の１００％のものを・・・PEACE！
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